2020年4月28日火曜日

マイクロエース 京浜急行600形(3代目)4次車4両編成

京浜急行は4桁以上の車両番号を好まず、以前使っていた空き番号があれば
番号を増やすよりそちらを使う傾向があります。
最初の600形は後に400形となる正面2枚窓の当時流行の窓配置で一時期の通勤車を代用する車両でした。
2代目は登場時700形といい、2000形が登場するまで長らく京急の顔として走った2扉特急用車両でした。
そしてこの3代目の600形
1500形の増備型として登場した同車は、現在に至るまで正面デザインが継承されている最初の車両で1994年にデビューしました。
当社両実は京急初のオールクロスシート車で(500形、2代目600形、2000形などの2扉車は一部にロングシートが混在していました)しかも都営地下鉄乗り入れタイプということで注目を集めました。1~3次車まではツイングルシートと呼ばれた可動式のクロスシートが設置され、混雑時は1席になっていて、閑散時は2席になるというシートでした。
ただシートの稼働には乗客がいないことが条件だったので、動かすことがすくなく
この4次車は固定シートとなってしまいました。

今回購入した車両は600形4次車となっていますが、4次車は3次車までと車両構成が変わっており、3次車までは1500形と基本的な車両構成が同じで、8両編成で6M2Tでした。
この4次車は電動車、附随車比率が1:1となり4M4Tまた初登場の4両編成では2M2Tの構成で、後の2100形や新1000形に影響を残しました。
今回のモデルは4両編成となり650番台の編成となっています。
車両番号は800形に似ており、編成ごとに番号が振られ、編成位置はハイフンで表示され
このモデルの場合は653-1~653-4の4両編成となります。
顔は今日の京急の顔となっている。

また京急の伝統ともいわれている通り先頭車に電動車が入るため、4両では先頭2両が電動車、中間2両が附随車となっています。
また附随車1両にパンタグラフ2基設置されています。
 モデルでも何故か先頭車が動力付きとなっている。
先頭が動力車でもヘッドライト等は点灯する仕様。

 台車は京急としては少数派の軸梁式(以後2100や1000はウイングばね式を採用)

パンタグラフ付き中間車だが実車は附随車

パンタなし中間車

上記先頭の反対側の先頭車両、実車では電動車となる。

この4次車は1~3次車が動力車が2両ユニットだったのに対し1M方式となり、また出力も120Kwから180Kwに増強された。





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