子供の頃、井土ヶ谷に住む母方の祖母の家と、逗子に住む父方の祖父母の家に行くため住まいのあった横浜駅から京急をよく利用していました。
そんなこともあり、電車!と言えば京急!と、言うくらい京急漬けの幼少期を過ごしました。
今回の模型は、老朽化以前にホームドア化を推進するために、昨年末に全廃になってしまった京浜急行の800型です。
初代は旧1000型に組み入れられた4両で、この車両は2代目になります。
昭和53年にそれまでの700型(こちらも2代目)の増備型という形で登場しました。
4扉、線内専用ということで当時は地下線は泉岳寺~品川だけだったので
正面は非貫通。
新技術としては界磁チョッパ制御、3両編成1コントロール12モーター制御、ワンハンドルマスコン等で
従来から継承した片開き扉、1つ目ヘッドライトなどでした。
車体色は従来通りでしたが配色が異なり窓周りが白いその後の優等列車用の配色を採用していました。
この製品はその800型でも窓の開かない前期型で、当初は3両編成でしたが更新工事で
3両編成での使用がなくなっていたことがあり、一部の先頭車を中間車に改造し
2ユニット連結した6両編成とされたものです。
先頭車を改造した中間部は写真のようにのっぺらぼうに見えます~
アンチクライマーも残存し、実車はこの部分の連結器を棒状のものを使用し実質は6両固定編成ですが、車番は改番されず元のままとなっていました。
このセットでは809編成と810編成になっています。
また窓の開かない前期形のため
屋根上には換気装置がついています。
先頭車は分散クーラー4基と換気装置2基
中間車は集中クーラーと換気装置2基となっています。
また先頭車改造の中間車は分散クーラーとなっています。
実車は全廃になりましたが、模型の世界ではこれから快走します~
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