2020年4月20日月曜日

カーブ部分の制作

レールユニットですが、以前から湘南模型クラブさんの13mmのレイアウトが気になっておりました。
TMS誌2015年8月号より数回に分けて製作記事が掲載されており、また国際鉄道模型コンベンションなどでにも参加され展示されているので、目にした方もいらっるとは思いますが、カーブなどはカーブの形態にベースボードを作られており、この形態ならば収納先でもあまり邪魔にならないなぁと考えていました。

そこで、その考えを元に仕事で使用しているCADを使いスケッチを書いてみました。
レールユニットのカーブ部分の形状はこのような感じで作ろうと
いうことで、CADで簡単な絵をかいてみたのがした図です。

 部屋の規模からカーブユニット部の外形半径はR870とし
これは部屋の大きさもありますが、今回の材料であるべニア板の通常販売されている大きさが1820×910ということもあり、幅の910より小さくすれば90度ごとに㈱ユニットを作れることから910以内、加工時の余裕とユニットごと接続に湯にトラックを使用する予定で考えたので、そのシロ部を考慮し30mmの直線部を入れてR870としました。

カーブ部分の加工方法をいろいろと考えたのですが、自作にはいろいろと手間もかかるので、今回はNCによる加工を行ってくれる業者さんに依頼し、カーブ部分の板材の加工をお願いしました。
また今回の業者さんでは、曲げ合板というカーブに沿った形に曲げられるべニア板も扱っているので、その板材を側板に使用するため、このカットもお願いしました。
厚みは線路部が9mm、側板部は12mmです。
業者さんには上の図のように簡単に図を描き送り、それをもとに加工していただきました。
自分で加工するのに比べて費用は掛かりますが切断の精度と煩雑な作業を考えれば
よい選択だったと思います。
さてこのようにして注文し今回は4日ほどで加工したものが送られてきました。
このような状態です。
開封すると
お願いしたそのものが出来上がっていました。

車両を乗せた状態です。
実物のカーブのようにはいきませんが、市販のレールのカーブに比べてずっと緩くこれなら運転も楽しめそうです。

同時に到着した側板になる曲げ合板ですが
こういう風に曲がります。
これならカーブでも大丈夫!

次に、送られてきた側板の加工をします。
側板になる方の板材に溝を掘ります。(この加工があるために板厚を12mmとしました。)
溝加工にはトリマーという、文字通り木材などをトリミング(装飾加工)する為の道具で、 ビットと呼ばれる先端工具を高速で回転させることで切削することが出来る道具を使用しました。
トリマーは回転力がとても強く危険性が高いので、今回はトリマー本体を固定して使えるように下の写真のような治具を作り溝切りを行いました。


トリマーは便利ですが扱いを間違えると大きな事故につながるため、使用される際には取り扱いに十分注意してください。
このように治具を使い加工したものが

溝の幅はレールの乗る板材の厚さである9mmです

出来上がった側板に床板がきちんとはまるか確認しました。
このようにきちんとはまりました。

続きはまた後日。

2 件のコメント:

  1. おはこんにちは、ブログ開設復活おめでとう。
    高低差なしでお願いします。またカントは東海並みでお願いします((笑)

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  2. これはこれはかずさん~こんばんは\(⌒日⌒)/
    また難しい宿題よこしたなぁ~笑
    カントの存在忘れてたよ~
    90°ごとに接続部があるのだけど
    その部分の処理どうするかなぁ~

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