2020年5月16日土曜日

東海道新幹線911形ディーゼル機関車

 1964年の東海道新幹線開業時に万が一の事態の時、停電時でも走行可能なディーゼル機関車として登場したのが、この911形です。
 当時最新鋭であったDD51を基に、箱形で6軸駆動とされ前面は上面が傾斜した高運転台式の構造でした。また牽引力を目的によって2段階に切り替えができ高速段 (160km/h) と低速段 (92km/h) となっていて、救援の際には最高速度は160km/hと高く設定され、20勾配において東海道新幹線型16両編成の満員電車に相当する引き出しが可能となっている。

この911形はNゲージ大手メーカーからは発売されておらず、3Dデータを購入しDMM.COMの印刷サービスを利用し出力したものを組み立てました。
初めて3D印刷の製品を組み立てた車両です。
DMMに発注し1週間くらいで手元に届きました。
キットは上写真のようにいくつかのパーツに分かれていました。
 うちには超音波洗浄機があるので、これを使用し脱脂します。
60度くらいのお湯を機械に入れそこへ、パーツを入れて脱脂します。
だんだんと、白っぽい製造時に付着したごみが浮いてきます。

脱脂を終えたら水けを丁寧に乾燥させます。

ところで足回りには実筒同様にこれ↑を使用します。
足回りを組み立てた状態です。

車体は製造時の積層模様がついているのでモールドを消さない程度に、軽く紙やすりでやすり掛けして下地を整えておく方がきれいに仕上がります。
また、接着剤にはゼリー状の瞬間接着剤を使用しました。
細かいモールドやパーツ等を接着していきます。
すべての組み立てが終わったら、サフェーサーを吹き出来具合を確認しながら、下地を整えていきます。

下地が整ったら、車体の塗装に入ります。

前面の黄色い部分のパーツは別パーツなのでこれから塗装します。
塗装完了です。
ガラス部分の透明パーツを切り出し接着します(結構大変でした)
で、先ほど作った動力装置に車体を載せて
この後カプラーを取り付けて完成になります。

やはり0系との組み合わせがかっこいいですが、模型なら他の新幹線との共演もできるので
いろいろと楽しめますねぇ♬
最近は3Dモデラーなどの方も多く、いろいろな商品も出ているので貴方も挑戦してみてはいかがでしょう?

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